同じシングルマザーなのに、食事代を出せる余裕があることには驚かされました。
幼馴染のミサキちゃんは「どうしても話したいことがあるから、食事に付き合ってほしい」とお願いしてきました。
食事代を出させるのは悪い気持ちもあったけど、彼女が会いたいと言うのだから待ち合わせしてみました。

 

 久しぶりに会ったミサキちゃんをみて、変わったなと印象を受けました。
表情がとても柔らかく、そして明るくなっていました。
前回会った時は、疲れ果てた雰囲気だったからです。
着ている服も少しグレードアップしてるんじゃないかと思いました。
ミサキちゃんに誘われるがまま、レストランで食事をすることになったのです。
「どうしちゃったの、前と変わっちゃったんじゃない?」
思わず彼女に聞いてしまいました。
「うん、今日はそのことを話そうと思って誘ったんだよね」
「何かいいこと?もしかして新しい彼氏?」
「違う、そういうのじゃないんだけどね、ただ生活が楽になったの。これをどうしても由理恵に話したかったから誘ったんだよ」
生活が楽になったという言葉に、私のアンテナが反応しました。
いったい彼女にどんなことが起こったのか、興味津々状態でした。
「実はね、お金くれるパパを見つけたんだ」
「えっ…お金をもらう…それってもしかして、愛人契約みたいな?」
「うん、大体そんな感じかな」
話している彼女の表情は、何とも言えなく明るくそして楽しそうだったのです。

でも愛人契約といえば、男女関係になります。
見知らぬ方からお金をもらって体を提供する関係です。
彼女私よりも先に、そういう関係を作ったのかと思ってしまったのです。
不審そうな表情だったのか、彼女は「あっ、お金くれる方と言っても、セックスはしていないから」と付け足してきました。
「何それ?」
思わず口から出てしまいました。
セックスしない、それでお金をもらえる?そんなバカなって感じです。
ミサキちゃんは楽しそうに微笑みながら、話を続けてくれました。